そもそも、セールスライティングを知った時の、私のパソコンスキルは、一体どのレベルだったのか?
というか、今現在、どんなレベルなのか?
今でも、PCは苦手だと思っています。(^^♪
いつも使っていること以外は、全然わかりません。
ブラインドタッチ(キーボードを見ずに文字入力すること)もできません。
ちょっと前のことです。
私たちの所属しているセールスライターの会で勉強する場所があります。その指導者の中にお一人、エクセルで文書を作って、「ここに穴埋めしてください」っていう課題を出された方がありました。(エクセルっていうのは、図表を簡単に作ることができるモノですよね?)
親切に全部おぜん立てしてくださっていて、答えをその空欄に記入しさえすればいいように作って下さっていました。
その親切は、よく伝わりました。とてもありがたく思いました。
ところがどっこい!
こちとら、エクセルが使えません。空欄に記入することすらできません!!
記入したい欄をポチッと押すと、上のほうに枠が出てきます。そこに文章を記入してエンターキーを押したら、目的の空欄の中に書き込めるのだろうなという、予想はできるのです。
↑↑この予想、あってますよね??
でも、記入している時に枠からはみ出して長い文になったら、画面上から隠れて見えなくなってしまいます。「どうやれば、見ながら書き込めるかな~?」と思って止まってしまうわけです。
・・・もちろん、今なら調べ方がわかりますよ。「調べて取りかかろうかな~」と、チラッと思いました。
が、そもそもこの設問は、きれいな体裁で答えることが重要ではなく、そこに書く内容こそが大事なわけで・・・。
「ええい、めんどくさい!ワードに書いちゃえ!」
その表に書き込むべき文章を、文章だけワードで書いて提出しました。(ワードというのは、文書を作るモノです。)
とまあ、こんな感じです。(苦笑)
いまだにエクセルの基本操作もできません!!
全ては勘違いから始まったのでした
セールスライティングの勉強を始めた時に、指導者がこんなことを言っておられたのです。
「パソコンのスキルは、ワードくらい使えたら大丈夫ですよ。」
そうか、ワードが使えたらいいのか。ワードなら、さわったことがあるぞ。私にもできるかな?
って、思っちゃったんですよね~。
知らないというのは怖いもので、できそうだと、勘違いしました。
・・・で、私のその当時のPCスキルは?
・ワードで文字入力をすることができる。右寄せ、左寄せ、中央揃えは、できる。
・Eメールで文章のみの送受信ができる。
この2つでした。(笑)
画像をいじることもできなかったし、ちょっとどこかに手が当たって画面が思いがけない切り替わり方をしたら、元に戻せません。PCサポートセンターに電話して教えてもらわないとできません。
ご存じですか?
サポートセンターって、なかなか電話がつながらないんですよね~。
運が悪いと、つながるまで待ってるだけで、2~3時間かかることがあります。
だけど、ワードに文字入力ができるだけレベルなのに、なぜか、「ワードくらいでいいんなら、私にだってできそうだな?」って、思っちゃったんですよね。(苦笑)
さわったことがあるモノだと、新しく取りかかるより、心のハードルが低く感じられたんでしょうね?(*^^)v
その勘違いが、良かったのでしょう。「私にはできない」とは思わず、「私にもできそう」って、思いました。
全ては、その勘違いから始まりました。
いや、もう、だから、タイヘンでしたよ。
初めてチラシを作ったとき。
何をどうやったらいいんだか、皆目見当がつきませんでした。
ワードに画像をはめられるのだとはわかっていましたから、手探りであちこち触ってみました。でも、よくわからない。
当時、高校生だった子供に教えてもらおうとしました。
「母さんのレベルだったら、本買ってきて見るのが一番早いんじゃない?」
そうか。Eメールも、100均ショップでアウトルックエクスプレスの雑誌を買って来て見ながらやったんだったな~。と、昔を思い出しました。
さらにもっと昔の話ですが、ワープロでパソコン通信をしていたことはあるのです。
だから、世の中にインターネットというものが出現してからは、パソコン通信の発展形のような、Eメールだけはどうしてもやりたいなと思いました。
それで、100均ショップで冊子を見つけた時に飛びついて買いました。PCでのEメールの設定方法などは、当時は今よりとてもややこしかったですが、その冊子を見ながらできました。
その上、若い人がEメールの概要を教えてくれたこともあり、なんとか、Eメールだけはできるようになっていたのでした。
さて、ワードの本を本屋で探すと、500円均一で売っていました。
ほほう、あの頃より、一回り大きな硬貨になっちゃってるじゃん。
でもまあ、取説書というべき、その冊子を見ながら、画像のはめ方、飾り文字の作り方、写真のはめ方など、ちょっとずつできるようになっていきました。
そうそう、写真を入れるにはPCの中に写真がないとできません。
デジカメで撮った写真をPCにどうやって取り込むのかも分からなくて、PCサポートセンターに電話かけて聞きましたね~。
私のPCは東芝製なのですが、これに決めた理由は、ズバリ、このサポート体制。
売り文句は、
「電源スイッチの入れ方からでも、お教えします。分からないことはなんでも電話で聞いてください。」
でした。(笑)
とはいえ、先にも述べた通り、電話がなかなかつながらない事もしばしばでしたから、何をやるにしてもいちいち手間がかかりました。
つまり、どういうことか。
だから、PCの操作は、私でも取説書さえあれば、なんとかなるのです。
でも、困ったことに、パソコンには取説書がない!!
すべては、これが問題だったんですね~。
ええ、今から思えばの話ですよ?もちろん。
でも、当時はそんなこと、わかりませんでした。
PC分からないんだったら、PC教室へ行けばいいかなと思って、行ってみたこともあります。
私は初心者だと思っているから、初心者教室へ行くじゃないですか。そしたら、なんだか私が知ってるようなことばかりすごく親切に教えてくれて、妙に丁寧で、私が知りたいことにはたどり着かないんです。
よく考えてみれば、中級くらいに行ってみたら良かったのかもしれません。ですが、自分では初心者だと思い込んでいました。PC教室に行ってみてさえもわからない、ダメな子なんだと、思い込んでいました。(笑)
そもそも、よく考えてみれば、若いころにワープロ使っていた時には、誰にも教わりはしませんでした。
ワープロと取説書を渡されて、これを読んで文書を作りなさいって、上司に言われただけです。それでもできました。
だって、すごく親切な取説書があって、分からないことはすべて取説書が教えてくれましたから。
でもね、繰り返しますが、困ったことに、PCには取説書がないのです。
それにPCって、教室まであるじゃないですか。だから、PC操作はすごく時間かけて習わないと分からない、メチャクチャ難しいことなんだろうと思い込んでいたのです。
で、分からないんだけれど、これだけ!!私が知りたいこと一つだけ!!
っていう、それだけを習うにはどうしたらいいんだろう?
と、考えて思いついたのが、だれか詳しい人間を雇う!!
っていうことだったんですね~。
ある若者を1日雇いました。偶然、彼は学生時代には、バイトでPCを教えていたということを知りました。
ちょうど私がPC作業が分からなくて困っていた時のことでした。
「仕事がお休みの日に、ウチに来てPC教えてくれない?交通費込みで、1万5千円でどう?お昼ご飯も食べさせてあげるよ。」
最近、この話をあるセールスライターに話したら、「1万5千円ですか!?それ、めっちゃいいバイトじゃないですか!!」って、羨ましそうに言ってましたけど。(笑)
でも、私にとっては、この日がPCスキルを飛躍的に伸ばせた一日になりました。
もしかしたら、PC教室の授業料、数万円にも匹敵するかもしれません。(^^♪
PCを教えてくれたセンセイの作業を見ていて、
なんだ!そういうことなのか!!
と、分かったのです。
何がどう分かったのかは、また今度・・・。(笑)
“今だから笑って言える、PC音痴のレベル” への1件のフィードバック