そうだ、マーケティングをやろう!

昔のことを思い出した。
マーケティングという言葉を初めて聞いたのは、私がまだ18歳の時だった。
その時、その男性は今とは違った地位にいて、サラリーマンだった。
「これが生長の家創始者の孫なのか。ずいぶん賢そうな人だな~。カッコいいな♪♪」
というのが、第1印象。
そして、意外だったのは、その人が話してくれた事柄だった。
その時展開されていたキャンペーンの缶バッチを配りながら、私たちにマーケティングの話をしてくれたのだ。

「マーケティング?はて。スーパーマーケットのマーケットなら知っているけど、マーケティングとなると、聞いたことがないな~。」
と単純に思った。
そして、
「この人の話は、私が今まで聞いてきた信仰の話とはちょっと違うな。でも、違うのは方法だけで、目指すところ、つまり目的地は全く一緒だ。マーケティングの意味はよくわからないが、確かに大事なことなのかもしれないな。」
と思った。

そんなことを考えている間に、
「だから、マーケティングは大事なんですよ。」
と締めくくられた。
結局、マーケティングが何なのやら、なぜ大事なのやら不明だった。(苦笑)
だけど、どうやらそれが大事なことなのらしいということだけ、理解した。

あれから何年たった?
33年か。

今、私はマーケティングの勉強をしている。そのための、セールスライティングと一緒に。

なぜマーケティングということに魅せられ、夢中で若い人たちについて行こうと思っていたのか。
その原点は、あの33年前の、「だからマーケティングは大事なんですよ。」の一言だった。私の潜在意識の奥底深くに眠っていたのは、それだったんだな。と、今頃になって気づいた。

お盆には、合宿にまで参加した。
マーケティングの師匠である30代のおにーちゃんに、自我を粉々に粉砕してもらって、さっぱりした気持ちで帰って来た。
私がつかんだものは、技術でも、道具でもない。
ただ、ひたすらに自主性をもって走り続けろという「心」だ。
先生は、こう言った。
「まだまだ甘い。限界突破できてない。その壁をつき壊して進んでいけ。」

ああ、そうか。限界突破か。懐かしいな~。若いころには、そういうこともあったな~。

できるかな?
うん。できそうだ。
まだまだ私は自分の力を出し切っていなかった。

生まれて初めて金沢まで行き、兼六園は通りすがりに車の中からチラッと見ただけ。セミナールームに3日間。
叱られて、しょぼくれて、泣いたり、・・・そして、笑ったり。
素晴らしい仲間に囲まれていることに気づかされ、
みんなの善意に支えられ、
私には私なりの役割がありそうだと、
若い人たちに囲まれて勇気をもらって帰って来た。

武内和恵、もうすぐ52歳。
生まれ変わりました!!

新しい私を、お楽しみに。(笑)