なぜ私の教室には熱烈なファンが多いのか?

「先生に一生ついて行きます!」

私の美文字教室には、
そう宣言してくださる方が何人もおられます。(^^♪
ありがたいことに。

そしてまた、
文字通りに
一生ついてきてくださった方もあります。

今日はその方のことをお話ししましょう。

お亡くなりになる37日前に、
私からのアンケートに
回答を書き込んでくださっていました。

半年ほどお会いしていなかったのですが、
その間、お体の具合が悪いなどとは
ちっとも知りませんでした。

そうやって私のアンケートに答えてくださるからには、
キチンと私からの発信を読んでくださっていたのです。

昨年、電子書籍を出版しましたが、
その方は出版を待ってくださっていました。

私にとっては初めての出版でしたので、
時間がかかりました。

まずは皆さんに読んでいただきながら執筆しようと、
少しずつ原稿を公開していきながら
みなさんからの反応を見て書いていきました。

その途中でのアンケートにお答えくださったのが、
亡くなる37日前でした。

出版を楽しみにしてくださっていて、
ちょっとずつ公開していた原稿を
楽しみながら読んでくださっていたんですね。

今日はその方の最後のアンケート回答の一部を
ご紹介します。

*********
《読む前の悩みは?》

私は小学生の時綺麗に書きなさい。
ばかり言われて来ました。
父も母もとても上手で高校生迄
教科書に名前を父に書いて貰ってました。

卒業して就職して伝票に名前を沢山書くことがあります。
私のを見て
「なんて書いてあるのか読めない。
字の練習をして読める様にしなさい。」
皆の前で言われ凄く恥ずかしく
昔は『主婦の友』とかにペン習字の書き方の付録があり
思い切り買いボロボロになる迄使って
「ある日上司がこの頃読める様になったよ。」
って 嬉しかったですね???
せっかく教えて頂きながら勉強を怠ってぐちゃぐちゃです
せっかくですので頑張って続…… 
*********

本当は、
もっと続きがあるのでしょう。

でもこの先は、
読めないのです。

なぜなら、
その登録フォームには、
こんなに長文を書いてくださることを
想定していなかったからです。

ここまでしか書き込めなかったようで
この先は登録文字が消えています。

さらに、
もう一つの回答はこれでした。

《教えてほしいことは何?》
最後まで綺麗に書き続ける方法を教えて欲しいですが?

つまり、
もっと教えてほしいと、
思ってくださっていたんですね。

ご病気で亡くなった37日前ですよ。

どれほどの体調不良の中、
タブレットに書き込んでくださったのか。

そう思うと、
心の底からその方に対する
感謝と尊敬の念が絶えません。

この方は、
2020年にコロナ禍でオンライン教室を始めた時、
いの一番に飛び込んでくださった、
当時の最高齢者でした。

その時、73歳。

3か月のプログラムを組んで始めた講座でしたが、
実はその方はその期間中に
お引っ越しがあったんです。

引っ越しがあることが分かっている3か月の期間中に、
オンラインの美文字講座に参加されていた73歳ですよ?

…信じられます?

その講座期間中には、
私から出た宿題を必ずご提出くださっていました。

まあ、宿題と言っても、
ハガキを1枚出すだけです。

でも、
その方にとっては
お引っ越しがある真っ最中です。

ある時には
「遅くなったから次の教室までにはがきが届かない!」
と言って、書いたはがきを投函する前に
写メを送ってくださったこともあります。

くり返しますが、
73歳ですよ?

その後、教室からはいったん離れたのですが、
去年私が行っていた無料のコミュニティには
必ずご参加くださっていました。

そして、
私からのメールは必ず読んでくださっていたようです。

なぜか時々再登録くださるので
どうしてかな?
と思っていたのですが、
その後理由が分かりました。

最初はicloudのメールアドレスだったので、
途中からメールが届かなくなっていたんです。

どうもicloudのメールは
PCからのメールが届かなくなるようなんですね。

(今は、
最初から1通も届かないようです。
icloudをお使いの方は、
別のアドレスでご登録くださいね)

「gmailのアドレスがいいですよ」
という登録フォームの注意書きを見て、
途中からgmailアドレスに変更して登録されたようでした。

もう一度言います。
しつこいようですが、70代後半。
アドレス変更で登録された当時は
既に76歳だったかと思われます。

そして、
ふと気づけば、
私はこのメルマガの中で
その方の話題を何回も取り上げたことがありました。

お亡くなりになるギリギリまで、
私に心を向けてくださっていた方です。

昔からの長年のおつきあいのあった方ではありましたが
それ以上に
こうやって最後の最後まで
心を向けてくださっていたことが
何よりありがたいですよね?

もちろん、
その方だけではありません。

なぜか私の教室には
「一生ついて行く」宣言をされる
高齢者が何人もおられます。(^^♪

ありがたい限りでございます。m(__)m

みなさん、
いついつまでもお元気でいてくださいねと、
心から願っています。

さて、本日の表題に戻ります。
なぜ、私の教室には熱烈なファンが多いのか?

理由はわからないけれど、
みんなが私に抱いてくださるのは

もっとできるよ。
もっと進んでよ。
もっとやって見せてよ。

そんな風に、私の中に
“もっと前へ進みたいご自身“を投影して
応援くださっているのかもしれません。

ならば私はどうすればいいのか?

人生は、
案外短い。

ゆっくりしていたら間に合わない!

あれもやりたい。
これもやりたい。
でも時間がない。
…なんてことは言い訳にしか過ぎない。

本当にやる気になったら、
もっとできるんじゃないか?

何が言いたいかというと、
今、グループで受けているコーチングのプログラムに
私は今、
ちょっと出遅れています。

ここらでスピードアップしていかなきゃ!

よっしゃ、
スピード出していくぞ~~~!

と、思っているわけです。

あの方には
電子書籍が間に合いませんでした。

あんなに楽しみにしてくださっていたのに
お亡くなりになった後で
出版された、美文字本でした。

亡くなる37日前にメッセージをくださった
その方の時のように
「間に合わない」は、もう許さない。

誰に?
・・・私自身に!!

だから、
叱咤激励のために今こうして
あなたに宣言してみます。(^^;

今度は美文字関連じゃありませんけど。(^^♪