やればいいけどやりたくないこと(笑)

競合のリサーチ

「なぜかみんなは、
自分がやろうとしている事業の、
競合リサーチをしない。」

これは私のマーケの師匠が
口にしていた言葉です。

そう言われて調べてみたら・・・、
確かに!!

と納得したことは何度もあります。
恥ずかしながら。(^^;

なので私も
新しくおつきあいするようになった方には
よくお話しするのですが、

これがなかなか
理解してもらえなかったりします。(^^♪



「自分のビジネスは
他のどこよりも優れている。」

そういう自負を持って事業を進めることは
確かに大事です。

でも、実際本当に
どこよりも優れているのか?

自分がやっているのと
同じようなことを言ってる他社は
いないのか?

あなたは調べてみたことがありますか?



競合他社はウチよりも
しょぼい商売しかしていないと分かっていても、
じゃあ、どんなふうに宣伝しているのか?

どんな材料を使い、
どんな技法で商品を作っているのか?

果たして本当にそれは
ウチのものよりしょぼいのか?

そして、
もしかしてウチより
上手に宣伝していたりはしないか?

それらを
キチンと調べてみることは
基本ですよ~。(^^♪

どこよりも素晴らしい商品・サービスを
提供しているつもりでいても、

案外もっとよさそうに見える
宣伝活動をしている他社があったなら、

お客さんは
そっちへ流れていくかもしれませんよね?

どこをどう見たらいいのか?

お客さん目線では、
よりよく見えるのはどれなのか?

その観点でモノを見るのは
大事です。

これが結構難しいんです。

だって誰でも
自分が一番いい!
これが一番いい!

と思っているからこそ、
そのご商売をしているのであり、

よそ様のはしょぼく見えているから
あえてそれをじっくり観察なんかしたくないんです。

腹立ってきません?

こんなしょぼいものしか売ってないのに
ウチよりよく売れている!

ってわかったら嫌なんです。

でもね、
自社を伸ばすためには
避けて通れないところです。

イヤでもあえて見てみましょう。

大発見があったりしますよ~。

競合にまつわる大事なもう一つ

そうそう、
見落としがちなのですが。

競合他社って、
直接競合だけじゃありませんよ?

例えば、
あなたの事業がもし飲食店であるならば、
それに対する競合他社って、
飲食店だけじゃないですよね?

コロナの時期には外食産業の競合は
お弁当屋さん・宅配ピザ屋さん、
さらにはスーパーなどになりました。

外で食べずに
おうちで食事をするようになったから。

あるいは、
私のペン習字教室の例では。
実際のペン習字教室や書道教室も競合ですけど
大きい目で見れば、
その他趣味の教室全般が競合です。
フラワーアレンジメントに
パッチワーク。

「パンフラワー教室へ行くことに決めから、
ペン習字はやめます。」

「スイミングへ行くことにしたから」

なんて言われたこともあります。

習い事すべてが競合と言えば競合です。

どんなにそっち側が魅力的に見えるかということが、
大事なんですよ。

お客さんにほしくなるように見せているのはどっちなのか?

本当に良いものがどっちかと言われれば、
誰でも自分の商品サービスが良いと信じているに違いありません。

しかし、
あまりよくもないモノでも、
いかに良く見えるように宣伝しているか?

という視点で見渡してみることは大事です。

事業をしている人にとっては
最もやりたくないことの一つですが
競合のリサーチは、
怠るべからず!

・・・です。

コレ、
自分に言い聞かせながら書いています。(^^;