大事に使っているノートがあります。
これは、”おばココ”ノートと言います。(笑)
表紙がちょっとくたびれてますね。(#^^#)
おばココとは、なんぞや?(笑)
「おばさんにはココが分からん」
を縮めて、おばココです。(^^♪
意味が分からない言葉集です。
なぜこんなものを作ったか?
作った当時のことを話しましょう。(笑)
私がセールスライティングを学び始めたころ
非常に苦労したことがあります。
先生がしゃべってることが分からなかったんです。(笑)
しかも、高速だし。
すると、みんなはこう言うんですよね?
「うんうん。分かる分かる。
マーケティング用語って、難しいよね~。」
って。
いえいえ、違います!!
マーケティング用語は分かりました。
初めての人のために、
どの先生も気を遣って説明してくださるから。(#^^#)
分からなかったのは、
そんな特別なことじゃないんです。
それはですね、
みんなが普通に日本語としてしゃべっているカタカナ語でした。
チンプンカンプン理解できませんでしたよ。
周りは、
どっちを向いても私より一回りほど下の人たちばかりでした。
先生だってそうです。
年齢差でこんなに違うんだな~。って、
つくづく思ったものです。(^^♪
「今日のアジェンダは」
「マストでお願いします。」
「ポテンシャル」
「エビデンス」
「レクチャーする」
一番わからなかったのは、
「コミットする。」
頼むから日本語で言ってくれ~って思いましたけど、
彼らは普通に日本語として使ってるんだからしょうがない。(笑)
昔々その昔、
私だって学生時代がありました。
もちろん英語も勉強しましたから、
当時の私だったらもう少しマシだったかもしれませんね?
でも、
同時進行だった育児と介護に追われた年月。
テレビを見る暇もなく、
夕方には床にへたり込んでしまうほどの
大忙しだった専業主婦の生活。
長年過ごしているうちに
過去の無駄な知識は
きれいさっぱりなくなってしまいました。(^^;
この勉強を始めたのはその直後でしたから。(笑)
だから当時の私には、
みんながしゃべるカタカナ語は、
もはや異国語に近かったですね。
しかも超高速で繰り出されます。
理解できないどころか、
聞き取ることさえ不可能でした。(^^♪
その不可能を可能にした方法は、こちらに書きましたので良かったらどうぞ(#^^#)
おばココノートのきっかけは
困っていたさなかに先輩にアドバイスされて始めたのが、
おばココノートでした。
「分からない言葉をノートに書いていても、
それがどこだかわからなくなっちゃうから、
探すのにまた一苦労。
とうとうもう一回ググって調べて、
ああ、この言葉はこういう意味だったな~。
という繰り返しなんです。」
という私の話を聞いて彼はすぐに言ってくれました。
「武内さん、分からない言葉を書くのは、
使ってるノートにその都度書くんじゃなくて、
それ専用のノートを作ったらいいですよ。」
おお~~~!
確かに!!
そんな簡単なこと、
なんでわからなかったんだろうって思いましたけど、
そのアイディア、助かりました。
今でも大事に使っています。
おばココ。
これを始めた当初には、
書きこむことがいっぱいでした。
でも、最近はあまり書かなくてもわかるようになってきました。
ここまで来るのに3~4年。(笑)
やっぱり、若い人たちに交じって活動していると、
少しずつ進化しているみたいです。エヘヘ。
それとは逆な今の立場
でも、私にはその苦労してきた年月があるから、
逆の立場になった時に、
みんながどんなに大変なのかが分かるんです。
今、高齢者にスマホやタブレットの使い方をお伝えすることがよくあります。
当時の私の比じゃないですよね?
彼らのわからなさは。(笑)
どうやってそのジェネレーションギャップを埋めるか、
それが課題です。
ジェネレーションギャップって言葉すら、通じやしません。
「世代間の違いだよ。」
って言わなきゃ。(笑)
「おい。
ライフスタイル言うたらなんか?」
と、父に言われたときに、
「これが分からんか~~~」
と、思ったものです。
以前、私が分からなかった気持ちが分からなかった人の気持ちがよく分かりますね。
(ややこしくてごめんなさい)
「暮らし方だよ。
昔の暮らし方と今の暮らし方は、違うでしょ?
物がなかった時代に何でも大切にしていた暮らしと、
何でも手に入るようになって使い捨ての時代があったよね?
でも今は、地球が悲鳴を上げる時代になったから、
そんな暮らし方を改めて、
昔のようにモノを大切にする暮らし方を見習おうよ。
っていう時に、
『ライフスタイルを見直そう。』って言うんだよ~。」
「ほほー。
そうか。分かった。」
そんな会話の相手に、
スマホの使い方を教えるわけですよ。
こりゃ、なかなか大変です。(笑)
でも、
幸いなことに私には、
みんなが分かってることを分からない人の気持ち、
(自分がさんざん苦労してきたことだから)
それがよく分かります。
そして、
つい、自分が分かるようになった時に
私たちは忘れがちだけれど、
決して忘れちゃいけないこと。
それは、
自分ができなかった時のことを忘れちゃいけない。
ってことです。
彼らは、人生の大先輩。
彼らが通ってきた道のりは、
私たちからは想像もできないほど多くの苦難を乗り越えてきた道。
そのお陰があるからこその私たち。
だから、
丁寧に、言葉を選んで、
彼らに分かる言葉で伝えていこう。
見習うべきは、
ドコモのショップのお兄さんたち。
(人によって違いはあると思うけど)
高齢者に向けた説明の、
何と分かりやすいこと!
私たちも、
一つ一つ言葉を選んで、
ちょっと前の自分を思い出して
進んで行こう。
コロナと共にあるこの世界を
楽しく生き抜くために。(笑)
ほんとにその通りです♪いつも読ませて頂いて「そうそう」って言ってます❣️若いうちはわからない両方の気持ち…ありますよね
これからも楽しみにしています♪
ありがとうございます。こんなお声を頂くと、励みになります。
ほんとだなあ~ほんとだなあ~そうだなあ~と思いながら拝見しました。
未だに「おばココ」でありつつ、そうかーわからないんだーーそうよねーーといいながら年配の方に、待ててない自分もいたりしつつ、・・・ゆったりいこう~と思いましたw
あ、共感していただけました?うふ。ありがとうございます。(#^^#)