先日、セールスライターの友達からの連絡で知った。
マーケティングの師匠である楠瀬さんが、動画の中で私を褒めてくれていると言うのだ。
嘘だと思った。
だって私、彼から嫌われている自信は人一倍あるし。(^^♪
でも、
その動画を探して見てみると、確かに私のことが2分15秒にわたって語られていた。(@_@)
嬉しくて、昨日は書道試験の手本を書きながら、エンドレスで私を褒めてくださっている箇所を繰り返し聞いた。
おかげで、いっぱい書けたな~。(^^♪
評価してくれてたんだ・・・。
何回聞いても、じわっと涙がこみあげてくる。
ちきしょー!!
私は、ちょっと褒められただけでこんなに嬉しくなるほど、ヤツに認められたかったのか。
認められたい、褒められたい、自由になりたい、愛されたい、お役に立ちたい、・・・だったっけ?
人間の基本の5つの願い。
私も、認められたかったんだね~。褒められたかったんだね~。
よしよし。なでなで。(#^^#)
初めて出会ったあの時は
思い返せば、初めてリアルで出会ったのは、忘れもしない、2014年9月6日。
一人で上京したのは20年振りくらい?
秋葉原のセミナー会場のビルの前で、入り口が分からなくてうろうろしていた私。
このビルだということはわかるのだが、いったいこの建物の入り口はどこなんだ!?
店舗ばかりで、どこから上の階へ上がるのか分からない。
しょうがない。きっとあのプリントに詳しいことが書いてあるに違いない。
カバンから取り出すために急に立ち止まったら、後ろから歩いてきている人とぶつかっちゃう。
なにせ、都会の人は速足だ。
ちょっと後方確認してから、カバンから取り出そう。
と、思って振り向いたら、目の前にいたのが、セミナー講師の楠瀬さんだった。
こちとら、講師の顔は事前に動画でさんざん見ていたから知っている。
思わず「楠瀬さんですか!」と嬉しくて声をかけた。
ところが・・・。
彼はニコリともせず、というか、かなりイヤな顔をした。
「うわ~!!俺、こんなおばさん相手にせなあかんのか~!!」
と、顔に書いてあった。(苦笑)
そして不愛想に
「はい、そうです。」
「・・・で?続きはなんだ?」
という表情だ。
「入り口が分からなくて・・・。」
というと、先に立って、エレベーターへと歩いて行った。
「こちらです。」
エレベーターを指して促されたので、一緒に乗ったが、全身で「話しかけないでくれ!」というオーラを放っている。
気まずいまま、7階だったか、会場階へ着き、ドアが開いたとたんに、さっさと歩いて会場へ入ってしまった。
・・・というのが、初めての出会いだった。(苦笑)
時は過ぎて
あれから5年と1か月、たまにはちょっとだけ褒めてくれることもあったが、何を質問しても厳しい言葉しか返ってこない。
私の至らない部分を、情け容赦なく指摘される。
それでも、なんとも魅力のある人だし。
彼の言葉に嘘は感じられないし。
おばさん目線からすれば、かわいいところもいっぱいあるし。
早くいいお嫁さんが来ればいいのにな~。
なんて、昔私が若かったころに、ウザいくらいに周囲のおばさんから縁談話を持ち掛けられてうんざりしたものだが、
正直私も、あのおばさんたちの気持ちもわかるな~。
と、彼を見ていたら思うのだ。
つまり、私もすっかりおばさんだ。(^^;
なんでずっとこの人について来たんだろう?
他の先生に習うことは、いやだった。
「この人から学びたい」と、ずっと思っていた。
だから、
いつもコテンパンに叩きのめされるけれど、それでも私にできる範囲で、ついて来た。
ただ、「スピードファーストだ!!」
って言われる部分だけは、何をどうしたって、できやしない。
ただただ、私にできる範囲でついて行こう。
若い人たちみたいに、できなくて当然だ。
でも、諦めずにできるだけのことをやってみよう。
そこはおばさん持ち前の図太さで、できないことはできないと、きっぱり諦めて、できる範囲で・・・。(*^^)v
だから、その部分が彼をいら立たせていることもよ~くわかる。
ごめんね~。
私、アンタが求めちょるような、素早い動きはできんのんよ。
自分でできる範囲でしかついて行けんけど、ボチボチやるけぇほっといて~。
ってな感じ。(^^♪
当然、スタートダッシュの素晴らしいみんなにはどんどんおいて行かれるけれど、
ま、しょうがないよね~♪
と、ぼちぼちテクテクついて来た。
だからか、
いつまでたっても、彼は私には優しい顔をしたことがない。
「おばさん相手にするのは苦手なんだろうな~。」
と、ちょっと微笑ましくも思っていた。
なのに、・・・。
私の知らないところで、評価してくれてたんだ。。。(#^^#)
ちょっと、というか、かなり、嬉しかったな。
こうやって、長文のブログを書きたくなるくらいには。(^^♪
ってわけなんだけど
そうそう、ところで、ただね、
困ったことに、彼はそのお褒めの言葉の中で、ちょっと間違っていた。(^^♪
私が成し遂げてもいないことを、「こんな成果を出した」とかって、言っちゃってるし。
いやいや、私、まだそこまでは成果出してないですよ。(^^;
う~ん・・・
困ったな!
ああそうか、早くその成果、出しちゃえばいいんだ!!
早くやれよって、カミサマが彼に言わせてくれたのかな?
動画内容を娘に話すと、やっぱり言われた。
「やばいじゃん、母さん。早うやらんにゃ~!!」
ううう。
はい!!
頑張ります!!
かくして、今日もPC開いてリサーする、武内だった。