webニュースの記事から読み解く、情報のありかたについて

昨日は、
診断アプリから思ったことを書いてみました。

今日は、
警告発信第2弾です。(#^^#)

善良で、純粋な人ほど、
WEB情報で騙されやすいというお話をしてみます。

「私は善良でもないし、純粋でもない!」
という自信のある方は、
続きは読まないでください。(笑)
時間の無駄ですから。(^^;

さて、
恐ろしいことに、
本当に善意から、
良くない情報を拡散させてしまう人がいらっしゃるのは残念なことです。

なぜそんなことが起きてしまうのか?

ご自分の持っている情報こそが絶対で、
その他の物は間違いであると信じ込まされてしまうという、
ネットの罠があるからです。

今日もITmediaニュースさんの記事を
紹介しますね。
ここを押したら読むことができますが、
注意したいのは、後半のこの↓部分です。

フェイクニュースへの対抗は、いまだに発展途上です。私たちは人間ですから、扇情的で思わず脊髄反射したくなる情報には弱いです。常に正しい判断ができるとも限りません。
ならばどうするか。完ぺきな答えはありませんが、まずは「誰かが発したフェイクニュースがあなたをコントロールしようとしている」という事実だけでも知っておくべきかもしれません。フェイクニュースの存在に気付くためには、まずは数多くのフラットな情報源を持つことだと、私は考えています。

 フラットではない情報源とは何でしょうか。実はこれはWebニュースだと思っています。ITmediaもWebニュースなのですが、皆さんも恐らくまずタイトルだけを見て、“興味があるものだけ”を見ているのではないでしょうか。おそらく、ここで情報のフラットさは失われます。興味のないことは無意識にスキップしてしまうのですから。

 できれば、今こそ新聞やテレビニュースも、きっちりと把握すべきなのかもしれません。これらは自分の興味ない情報も、まんべんなくカバーしているものです。そんなことをいうと「新聞やテレビは偏向報道がひどい!」と思う人もいるでしょう。ならば、複数の新聞や番組を見て、それぞれがそれぞれの思惑を持っていると考え、全てをうのみにするのではなく俯瞰的に見ることを念頭に置くべきかもしれません。

つまり、webニュースの発信者が、
インターネットの情報だけを信じるのはやめたほうがいいと言っていらっしゃる。(笑)

ここがポイントです。
だって、私たちライターは知っていますから。

私たちは、日々、
文章で人の心を動かすことを学んでいます。

※私が実際に人の心を動かせるかどうかはさておいて・・・(^^;

学んでいるだけに、
他人がやっていることには敏感ですよ。(^^♪

ですから、
文章を読むときの感じ方が、
一般の人とは違うわけです。

書き手がこの文章で何をしようとしているのか。
どういう順番でどういう構成で話を進めているのか。

・・・知らず知らずのうちに、
そういった、
表面にはない奥にある情報を感じながら文章を読みます。

ちょっとだけ具体的に紹介するならば

フェイクニュース、
つい引っかかってしまいそうになりますよね?
じゃあ、どうすればわかるの?
と思ったあなたのために。

よくあるフェイクニュースに共通している部分とは

次のような論調で話が進められる文章には、
気をつけた方がいいかもしれません。

「君はこんなことも知らない、・・・なんてことはないよね!?
まだ君はそんなウソを信じている・・・なんていう愚かなことはしていないよね!?

いまだに新聞・TVの報道を信じている人がいるらしいが、
それらはすべてウソである。
ネットで配信されているこのニュースこそが真実であり、
それ以外の情報はクソだ!」

これは何をしようとしているかというと、
次のような気持ちにさせられるわけです。

「おっと、もう少しで騙されるところだった。
うんうん。私はバカじゃない。
賢い側の一員だ~。
今この情報に出会えて良かった。
騙されそうになっている世の中の多くの人に
正しい情報を伝えてあげなくっちゃ!」

ついこんな気持ちになっちゃいますよね。
それも、手を変え品を変え、
巧みにあなたの心情にあった言葉で語り続けるわけですよ。

何しろ、
相手はあなたに対する膨大な情報をつかんでいます。

どんなことに興味を持ち、
どういう情報に反応するのか。

それを分ったうえで、
あなたの感情を攻撃してくるのですから。

困ったことに、
一旦感情を支配されてしまうと、
自分をコントロールできなくなります。

不安と恐怖をあおって、
走らずにはおられない気持ちにさせられてしまいます。

・・・冷静に考えてみてください。

ごく一部のネット情報だけが真実で、
昔からある巨大メディアが本当にウソ情報しか流していないなんてことが
あり得るでしょうか?

もちろん、
全く正しいことばかりを言っているとは限りませんよね?
何しろ、
スポンサーがついているのですから、
彼らに都合の悪いことは言わないようにしている可能性はありますし、
実際そうでしょう。

しかし、
新聞・TVが言っていることが全てうそであると思いこませようとしている文章は、
何か意図があると思ってもいいんじゃないでしょうか?(^^♪

正しい情報を発信する人は、
そういう言い方はしないでしょう?

このIT mediaさんは、その点では信頼できます。(*^^)v

忘れてはいけない過去から学ぼう

そして、
この感情の動かされ方は、
何かに似ていると思いませんか?

そうです。
一昔前に、いや、ふた昔前に世界を震撼させたあの事件。

高学歴でインテリで、
善良で純粋な日本の若者たちが、
感情を支配されてしまったことによって起きたあの事件です。

カリスマ的な一人の人間の言いなりになってしまい、
盲目的に突っ走ってしまったカルト教団の信者を思い出してください。

彼らは、加害者です。
ですが彼らもまた、感情をコントロールされてしまった、
被害者でもありました。

では、何を信じればいいのか?

自分が正しいと思う情報が、
本当に正しいのかどうなのかは、
色んな情報を読み、自分で判断するしかありません。

さらに、
最終的には、自分のカンです。
カンと言ってしまえば、あやふやなものに感じられるかもしれませんが。(笑)
もっと自分の潜在意識の奥の奥の声に耳を傾けましょう。

表面的な声に従ってはいけません。

よーく奥底の声に耳を傾けてみたら、
内なる真実のささやきがありませんか?

何か、心に引っ掛かる部分があるでしょう?

このITmediaさんの記事の中で言っておられることは、
全部読んでいただければわかりますが、
知らず知らずのうちにあなた自身がSNSに渡してしまった情報によって、
マインドコントロールされている可能性についてです。

結局は、
便利なものに使われるのではなく、
上手に使いましょう。
振り回されずに生きましょう。

・・・といったところでしょうか?

ってなことを、
SNSにシェアしてSNSで広めようとしている私です。(笑)(笑)

なんか、矛盾してますかね??(笑)

結論

つまり、
SNSが悪いのではなく、
インターネットが悪いのでもなく、
正しいものを見抜く力は
大いなるもの(その呼び名は何でもかまいません。神様とでも仏様とでも、好きに呼びましょう)に、
波長を合わせることによってのみ得られるのだ!
ということを言いたいのです。

今日は、
便利なものは便利に使わせていただきながら、
落とし穴にはハマらないようにしましょうね~。
という話でした。(#^^#)